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今日は有給休暇を1年間で5日しか使えないと思っている方に紹介したいと思います。
いつも不満と思っている方もいるのではないでしょうか。
年次有給休暇は法律で定めれた労働者に与えられた権利です。
正社員であってもパートタイム労働者であっても区分に関係なく全ての労働者に年次有給休暇が与えられます。
労働基準法の改正で平成31年4月から法定の年次有給休暇が10日以上の労働者に対して年間5日間は確実に所得させる必要がある。
まだ、子供が小さくてパートタイムで仕事しているのだけれどパートタイムでも有給休暇は取ることができるの?
パートタイムのあなたでも、契約社員のあなたでも有給休暇は取ることができるのですよ!
解かりやすく解説していくので、覚えていってくださいね。
ゆっくりお過ごしください♪
日本人の有給休暇の所得率はどれくらなの?
2019年4月に始まった年5日の有給休暇の義務化で2020年には所得率は増加の予定でしたが。
世界19カ国を対象に実施された有給休暇に関する国際比較調査によると日本人の有給休暇所得率は19カ国の中では最下位の50%です。
上司が有給休暇の所得に協力的と答えた割合も53%と最下位でした。
エクスペディアの調査によると
- ブラジル→100%
- スペイン→100%
- シンガポール→100%
- フランス→93%
- 香港→93%
- イタリア→75%
- 韓国→75%
- インド→71%
- アメリカ→71%
- メキシコ→71%
- オーストラリア→70%
- 日本→50%
日本より順位が上のオーストラリアでも有給休暇所得率は70%。
日本の有給休暇の日数は少なくないほうですが、世界各国に比べると日本人所得率はまだまだ低い事がわかります。
日本人が休みを取らない理由
- 緊急の為に取っておく
- 人手不足
- 仕事をしたくないと思われたくない
- 同僚に迷惑がかかる
このような職場の雰囲気も反映しているのではないでしょうか!
日本人には有給休暇を取る義務がある!
通常の休みと違い、有給休暇は仕事を休んでもお金がもらえます。
有給休暇はとれるのは、正社員しかとれないわけではありません。
契約社員やパートタイム・アルバイトの方達も有給休暇を取ることが出来ます。
しかし、有給休暇を取得するには、一定のじょうけんがあります。
1年間に有給休暇が10日以上与えられる従業員には最低でも年間5日の有給休暇を与える事が義務付けられています。
契約社員やパートタイム・アルバイトでも条件は変わりません。
有給休暇が10日与えられる人ならば、年間5日使ったとしますと、残りの5日は翌年繰り上げられます。
ということは 翌年は15日になります。その年に5日しか取らなければ10日まるまる残るということですね。
有給休暇 日数
与えられた有給休暇は、2年経つとなくなってしまいます。有給休暇は毎年発生しますので、2年目の有給休暇はなくなりますが 1年目に残った有給休暇は翌年にくりあげられます。
古い有給休暇から使っていく形になります。
正社員 フルタイム勤務
- 仕事を開始して6ヶ月継続して働いている
- 労働日の8割以上出勤している
この2点で10日間以上の有給休暇を所得する事ができます。
雇入れの日から起算した勤続期間 | 付与される休暇の日数 |
6か月 | 10労働日 |
1年6か月 | 11労働日 |
2年6か月 | 12労働日 |
3年6か月 | 14労働日 |
4年6か月 | 16労働日 |
5年6か月 | 18労働日 |
6年6か月以上 | 20労働日 |
ひとつの会社に長く勤めている人でも、保有できる最大の有給休暇の日数は40日が限度になります
パートタイム
有給休暇は派遣社員やパートタイム・アルバイトで働く人にも付与されています。
派遣社員やパートタイム・アルバイトで働く人の有給休暇の条件は下記のの通りです。
週所定 労働日数 | 1年間の所定 労働日数 | 雇入れ日から起算した継続勤務期間(単位:年) | ||||||
0.5 | 1.5 | 2.5 | 3.5 | 4.5 | 5.5 | 6.5以上 | ||
4日 | 169日~216日 | 7 | 8 | 9 | 10 | 12 | 13 | 15 |
3日 | 121日~168日 | 5 | 6 | 6 | 8 | 9 | 10 | 11 |
2日 | 73日~120日 | 3 | 4 | 4 | 5 | 6 | 6 | 7 |
1日 | 48日~72日 | 1 | 2 | 2 | 2 | 3 | 3 | 3 |
派遣社員やパートタイム・アルバイトの場合は、正社員と同じように勤続年数で数えるのではなくて、労働日数に応じて付与日数がかわります。
有給休暇(1日)に受け取れる賃金は労働時間分になるので、1日8時間働いているのならば8時間分の賃金になります。
まとめ
- 日本人は有給休暇の所得率が少ない
- 年間で最低5日は有給休暇を取ることが義務化されている
- 契約社員やパートタイム・アルバイトでも有給休暇は付与される
今回は日本人は有給休暇の取得率は少ないと言いうことと、正社員の有給休暇の付与される日数。
契約社員やパートタイム・アルバイトにも有給休暇は付与される。
契約社員やパートタイム・アルバイトの1日の仕事時間からの有給休暇賃金になるという事をお伝えしてきました。
しっかり有給休暇が取れる環境で仕事が出来るとよいです。
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